生徒全員に『iBook』支給、教科書廃止の高校なんてニュースからペーパーレスについて考えてみる。

あぁ、アメリカは進んでんなぁ。(栃木弁のイントネーションでね)


だけれどもほぼ完全にペーパーレスで教育を行う、ってのも問題な気がする。
まず教科書のフォーマットは何なのかが気になる。
まさか編集しづらいPDFとかじゃないよなぁ…。
この高校独自の教科書なんでしょうか。


私は基本的にペーパーレス主義者ではありますが、かといって紙(手書き)のメリットというものも分かっています。
教科書の場合、非常にスマートに書き込みができるというのが大きい。
学習の場合やっぱり手を動かすと物を覚えられます。
…数学とかはやっぱり手書きじゃないのかなぁ、この高校でも。


その点、使ったことはないけれどBTRONの操作性ってかなりこの「紙の感覚」に近いんじゃないかなぁ。
BTRONユーザにタブレット使用者が多いというのも納得。
Tablet PCには対応してるのかな、BTRON


ペーパーレスのためにはやはりTablet PCタイプの普及というのが大きいんじゃないのかなぁ。
簡単に書き込みができるってのは大きい。
そしてやっぱり、そのためにはBTRONの実身/仮身 というのはかなり向いているわけでして。
(TADフォーマットも将来の電子出版なんかを見据えたものではあるんだけれどもね…。)
だからこそ今一度BTRONに革新が必要なんじゃないだろうか、そう考えています。


情報教育という面で戻りましょう。
現在の日本の教育システム(高等学校まで)は非常にスマートじゃない。
例えば読書感想文なんかテキストファイルでもええやん、って思います。
わざわざ紙に出す必要はないんじゃないかと。
私は一度Macで文章を編纂したあとに原稿用紙に手で出力するというなんともマヌケなことをやりました。
…B4の紙買ってきて、原稿用紙フォーマットで印刷すればOKだったかな…。
もうすこし、教師と生徒がスマートにデータ(提出物)のやりとりができるシステムがあってもいいんじゃないかなぁと。


しかし結構、この高校の教育プログラムがどうなっているか気になりました。
もうちょっと詳しく知れないかなぁ。
だけれども日本もこれくらいやらないと米国に追い越されるぞ。情報教育の面でも。
そのためにはやはりBTRONの革新が以下略。