(?)他社ISPのWinnyとの通信も遮断、ぷららがWinnyの完全規制を決定

お久しぶりです。


以前からP2Pに厳しいプロバイダーとして有名だったぷららだけども。
まぁ元々その時点でコアなユーザは他社に移行していたでしょう。


これだけキンタマウイルス*1が流行すれば仕方がないといえば仕方がないのだけれども、なんだか腑に落ちないなぁ。
Internetの自由という点で。ISPは利用者の望むサービスを提供するべきなんじゃないかなぁと思うけど。
(Winny禁止→安全確保→ユーザのため、というのはあまりに強引すぎる)


しかし合法的にP2Pを利用しているユーザはどうなるのでしょう。
そんなの一部のポエムマニアしかいないだろうけど。


あとWinny上に蔓延するトロイだけれども開発者の金子勇氏がちょっと手を加えれば済む話*2なんだけどねぇ。
散々言われてる通りソースコード押収しちゃった「京都府警のバーカ」としか言いようがない。
本当、金子氏は歯がゆいでしょうねぇ…。
開発者としては開発したくてたまらないはず。目の前に人参があるのに食べられない馬のような心境だと思う。


個人的な意見としては違法なダウンロード*3もある程度容認されるべきだと思うのですがね。
例えば見れない地域の人がアニメをダウンロードするとか、もう既に手に入れることができない(あるいは大変難しい)音源*4とか。
すごく昔に弱者救済のためのP2P擁護論を書いた記憶があるのですが。


ちなみに、キンタマ感染は比較的簡単な方法で防ぐことができます。一部の人じゃ有名だけれども。
マスコミのやることって、過剰なWinnyバッシングよりも、こういう対策の周知なんじゃないかなぁと思うけれどなぁ。
(もっとも、Internet以外のメディアでは伝えづらいけれども)

*1:大変単純なトロイの木馬なのに、なぜこうも引っかかる馬鹿が多いのでしょう。かくいう私もWinnyで一度トロイ(?)拾ってPC再インストールする羽目になったことありますが。

*2:パターンファイルをつけて危ないファイルはDLできないようにできるはず。加えてWinnyには最新版以外の接続を拒む機能(=ウイルスチェッカー無しバージョンの接続を締め出す)もあるわけで。

*3:変な言い回しだね。ダウンロード自体は未だに合法なわけで。

*4:加えて商業的価値の比較的低い物。ex.電気グルーヴのオールナイトニッポンとか