「タブ」の概念から、スマートな未来のHTML(というかWWW)を考えてみる。

はてなダイアリーは大変優秀です。
というのも、WYSYWIG*1は無理でもある程度ブラウザで、インタラクティブにページを編集できるから。


しかし、例えば同じウインドウ内での他のタブで開いているページにリンクを張りたいとなると。

  1. リンク先のタブに移動する
  2. タイトルをコピーする
  3. 編集しているタブに戻り、タイトルを貼る
  4. URL(URI)をコピーする
  5. 編集しているタブに戻り、「URL」ボタンをクリック。出てきたダイアログでURLをペースト。
  6. できあがり。

と。
Drag&Drop で済むBTRONの実身/仮身とは大違いです。
大変煩雑。
ましてやHTML手書きしている人だともっと大変だと思います。


ここが現状のHTML/WWW、フォームが抱えている問題。
はまぞう」なんかで使っているJavaScriptを応用すればなんとかなりそうだけれども。


BTRON的な考え、というかスマートな方法ってのはどんなだろう。
まず、WYSYWIGでインタラクティブで、あまりローカルとネットワーク上の違いを意識しないHTMLエディタを内蔵したタブブラウザが出たとします。
もっとインタラクティブな感じで。WYSYWIGで。
(HTMLの問題点として「WYSYWIGしづらい」というのがある)
これはあくまで仮定。
そんな場合での、スマートなリンクの張り方とは。
(BTRONユーザならばもうお気づきですよね?)

  1. 編集しているタブで、リンクを貼りたいところにカーソルを移動する。*2
  2. リンク先のタブを、編集しているタブにドラッグアンドドロップ

はい終了。
なんと今まで5ステップ(正確にはもっと細かい操作がいります)もあった作業があら2ステップに。
大変な効率Up。
そして直感的で、BTRONの実身/仮身 に近いインタフェース。
(BTRONの抱える問題点としてHTML/WWWが考案されていない時代のハイパーテキストシステムだということです)


すぐにはできないだろうけど、未来への提言として。

追記

BTRON(B-right/V)のGUIとして「タブ」の概念がほとんどない、と。
この点Gnomeは凄いです。(しつこい)感動した。
タブって結構、思考をまとめる際に有効なインタフェースだと思うのですがどーでしょー。

*1:誤字だ、かっこわりぃ。後学のためにそのまま。「What You See Is What You Get」→WYSIWYG と覚えないとなー。だせー俺。

*2:そうではなくて、ドロップ先のタブにドラッグしていった時点でドロップ先のタブがアクティブになり、任意のところにドロップできるという方がBTRONに近いですが。というか、なぜ思いつかなかったんだ?まだBTRONユーザじゃないからか?