「パーソナル・コンピュータ(+WWW)絶ち」という実験はどーでしょうか
パーソナル・コンピュータが空気のように当たり前に存在する世代というのが、いつかきっと生まれてくるのでしょう。
少なくともパーソナル・コンピュータとは似て非なる物ですが、携帯電話を持っていない人間は私の同世代だといません。
(自分は中学校二年生のときに買い、同世代の他の人は高校入学と同時にが多いです。入学時持っていなくても入学後に購入した人がいる)
自分の場合、パーソナル・コンピュータで行う主な作業は文章作成です。
というか、(大変広い意味で)ワードプロセッサ以外で文章を書くという経験をあまりしていない。
ブログもそうだし、その他の最終的に紙として出力するものも。
自分にとってどのような存在かを確かめるためには絶ってみるのが一番です。
きっと発狂ってほどでもないけれども、壮絶な禁断症状が出るのは間違いないです。
ニコチンのそれとは比較にならない程の。
(ニコチンを覚える前からWWW上に文章を書くということをやっているので)
ルールとしては単純。
- パーソナル・コンピュータとの一切の接触禁止
- 近い物(Windows CEマシン)もダメ
- 携帯電話はOK*1
- 期間は一週間。(たぶんそれが限界)
出来るかなぁ…。
余裕があったら、やってみます。
果たしてどんな禁断症状が出るのやら。
世の中にはまだ全くパーソナル・コンピュータを扱えなくても生きている人間がいます。
WWWがなくても生きていける人間がいます。
「情報弱者」「デジタル・デバイド」「情報格差」と呼ばれるものが果たしてどういう物なのかと身をもって実験してみるのです。
ちょっとTRON関係のお話をすると、TiPOの"Brain Pad"というのはまさにその通りだと思います。補助脳。
SF臭いけれどもInternet、そしてWWWというシステムはまさに巨大な脳、ニューロン。
地球自体が一つの大きな生物のようであり、人間はその脳細胞にすぎないというまぁ大それた理論もありますが。
でもまさにそんな感じ。WWWだって、お互いのリンクを総て図にすれば脳神経と同じ構造になる。
その大きな大きな脳と切り離して自分を考えてみる。
実はパーソナル・コンピュータを絶つことよりもWWWを絶つことの方が辛いかも知れません。
常時接続って結構怖い。
だけれども残念ながら既にそのシステムが生まれてしまった以上は仕方がないのだろうな。
多分、人間の脳細胞は今後退化というか、今の人間とは別の物になると思います。
特にまさに自分の補助脳とも言えるBTRONを使いこなしている人間と殆どパーソナル・コンピュータを活用していない人間の脳って違うんじゃないのかなぁ。
誰か研究してみる物好きな人、いないだろうか。
と最後で無理矢理BTRONと結びつけましたね。
書いていて非常に興味が湧いてきたのでやる気になってみました。
月曜日からやってみっかな。
自分は気分で生きているので(気分障害のくせに)、気分によって、ですが。
*1:個人的な事情によるためです